アニメ風のイラストをAIで生成したいと考えたとき、最も高品質な結果を得られるツールのひとつがMidjourneyの「Nijiモード」です。日本のアニメ・マンガのスタイルに特化して学習されたモデルで、目の描き方、髪の表現、配色、構図のすべてが「日本のアニメらしく」仕上がります。
通常のMidjourneyでもアニメ風の画像は作れますが、Nijiモードを使うことで精度と雰囲気が大幅に向上します。プロンプトに「–niji」を付けるだけで利用でき、追加料金も一切かかりません。
この記事では、Nijiモードの基本的な使い方からプロンプトのコツ、料金プラン、他のアニメ系AIツールとの比較まで、必要な情報をすべてまとめました。公式サイトはMidjourney公式サイト、技術的な詳細はMidjourney公式ドキュメントで確認できます。

🤖 ナビ助のおすすめ!
Nijiモードとは?通常Midjourneyとの違い
| 比較項目 | Midjourney(通常) | Nijiモード |
|---|---|---|
| 得意なスタイル | フォトリアル、アート、抽象画 | アニメ、マンガ、イラスト |
| 人物の描画 | リアル寄り | アニメ風(大きい目、デフォルメ) |
| 色使い | 自然な色調 | 鮮やかでアニメ的な色調 |
| 背景の描画 | 写実的 | アニメ背景風 |
| 使い方 | デフォルト | –niji パラメータを追加 |
| 追加料金 | なし | なし(通常プランに含まれる) |
Nijiモードは通常のMidjourneyのサブスクリプションに含まれているため、追加料金は一切不要です。すでにMidjourneyの有料プランに加入している方であれば、今すぐ使い始められます。
Nijiモードの使い方【3つの方法】
方法1:プロンプトに –niji を追加する
最もシンプルな方法です。通常のプロンプトの末尾に --niji を付けるだけでNijiモードが有効になります。
/imagine prompt: a girl with blue hair standing in a flower garden --niji
方法2:設定でデフォルトをNijiモードにする
Discordで /settings コマンドを実行し、「Niji Model」を選択します。これにより、毎回 –niji を付ける手間が省けます。アニメ系のイラストを集中的に作りたい時期に便利な方法です。
方法3:Midjourney Webサイトから使う
midjourney.comのWeb版でも、モデル選択からNijiを選択できます。記事執筆時点ではWeb版のUIが大幅に改善されており、Discord操作に慣れていない方にはこちらがおすすめです。
アニメ風イラストを上手く生成するプロンプトのコツ
コツ1:キャラクターの特徴を具体的に記述する
a girl with long silver hair, red eyes, wearing a black gothic lolita dress, holding a rose --niji
髪色・目の色・服装・ポーズを具体的に指定することで、イメージに近いキャラクターが生成されやすくなります。曖昧な指示では毎回異なるキャラクターが出てきてしまうため、できるだけ詳細に記述しましょう。
コツ2:スタイル指定のキーワードを活用する
- anime style:一般的なアニメ風テイスト
- manga style:マンガ風(白黒・トーンあり)
- chibi:ちびキャラ・SD(スーパーデフォルメ)風
- watercolor anime:水彩画風のアニメテイスト
- 90s anime:90年代アニメ風のレトロなテイスト
- cel shading:セルアニメ風のくっきりした塗り
スタイル指定を追加することで、同じキャラクターでも大きく異なる雰囲気のイラストを生成できます。
コツ3:Niji専用のスタイルパラメータを使う
Nijiモードには専用のスタイルパラメータが用意されています。これらを活用するとさらに表現の幅が広がります。
--style cute:かわいい系のやわらかいテイスト--style scenic:背景を重視した風景画風--style expressive:表現力豊かなダイナミックなタッチ--style original:Nijiオリジナルのスタイル
迷ったらまず「–style cute」か「–style expressive」から試してみましょう。どちらもアニメイラストとの相性が良く、クオリティの高い出力が期待できます。
コツ4:アスペクト比を用途に合わせて設定する
- SNSアイコン:
--ar 1:1 - スマホ壁紙:
--ar 9:16 - YouTubeサムネイル:
--ar 16:9 - Twitterヘッダー:
--ar 3:1
用途に合ったアスペクト比を最初から指定しておくと、後からのトリミングで構図が崩れるのを防げます。
料金プラン(記事執筆時点の最新情報)
| プラン | 月額 | 年払い(月あたり) | Fast GPU時間 | Relaxモード |
|---|---|---|---|---|
| Basic | 10ドル | 8ドル | 3.3時間/月 | × |
| Standard | 30ドル | 24ドル | 15時間/月 | ○(無制限) |
| Pro | 60ドル | 48ドル | 30時間/月 | ○(無制限) |
| Mega | 120ドル | 96ドル | 60時間/月 | ○(無制限) |
Nijiモードはどのプランでも追加料金なしで使えます。まずはBasicプラン(月10ドル)で試すのがおすすめです。月200枚程度のイラストを生成する場合は、StandardプランのRelaxモード(遅いけど無制限)が最もコストパフォーマンスに優れています。

🤖 ナビ助のおすすめ!
Nijiモードで作れるイラストの活用シーン
1. VTuberのキャラクターデザイン
ラフ案やコンセプトアートの作成に活用できます。最終的にはプロのイラストレーターに清書を依頼するとしても、初期段階のアイデア出しやイメージの共有には最適です。
2. SNSアイコン・ヘッダー画像
プロに依頼すると数千円から数万円かかるアイコン制作が、月10ドルのサブスクリプションで何枚でも作成できます。季節ごとのアイコン変更なども手軽に行えます。
3. LINEスタンプ制作
Nijiモードで生成したイラストをベースに、LINEスタンプを制作している方も増えています。ただし、商用利用のガイドラインに沿った利用を心がけてください。
4. 同人活動の素材
表紙デザインのラフ案、背景素材、キャラクターの立ち絵などに活用できます。あくまで参考素材として使い、最終的には自分で描くのがマナー的にも望ましい使い方です。
他のアニメ系画像生成AIとの比較
| 比較項目 | Nijiモード | NovelAI | Stable Diffusion(アニメ系モデル) |
|---|---|---|---|
| 画像品質 | ◎ | ◎ | ◎(モデル次第) |
| 手軽さ | ◎(プロンプト追加のみ) | ○(Web UI) | △(環境構築が必要) |
| カスタマイズ性 | ○ | ○ | ◎(LoRA等で自在) |
| 料金 | 月10ドル〜 | 月10ドル〜 | 無料(ローカル実行) |
| 商用利用 | ○(有料プラン) | ○ | モデルによる |
手軽にハイクオリティなアニメイラストを作りたいならNijiモード、とことんカスタマイズしたいならStable Diffusionという棲み分けです。アニメ風画像生成ではStability AIのモデルも人気があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料で使えますか?
記事執筆時点では、Midjourneyは基本的に有料です。最安で月10ドル(Basicプラン)から利用できます。無料トライアルが提供されることもありますが、常時無料のプランはありません。
Q. Nijiモードで生成した画像の商用利用は可能ですか?
有料プランに加入していれば商用利用は可能です。ただし、生成画像が既存のキャラクターに酷似している場合は著作権の問題が生じる可能性があるため、ご注意ください。
Q. 日本語のプロンプトで使えますか?
Midjourneyは基本的に英語プロンプト推奨です。日本語でも動作しますが、英語のほうが精度は高くなります。DeepLなどの翻訳ツールで英語に変換してから入力するのがおすすめです。
Q. 特定のキャラクターを再現できますか?
既存のアニメキャラクターをそのまま再現するのは著作権上避けるべきです。「○○風」のオリジナルキャラクターを作成する形で活用しましょう。
Q. Discordを使いたくないのですが…
記事執筆時点では、midjourney.comのWeb版からDiscordを使わずに利用できます。Web版のUIが充実してきているため、Discord操作に抵抗がある方も安心して利用できます。

まとめ|アニメイラスト生成はNijiモードが最適解
Midjourney Nijiモードは、アニメ・マンガ風イラストを生成するなら間違いなくトップクラスの選択肢です。
- 通常Midjourneyのプロンプトに
--nijiを付けるだけで使える - 追加料金なし(通常プランに含まれている)
- キャラクターの特徴やスタイルパラメータを指定するのがコツ
- Web版ならDiscord不要で手軽に利用できる
- 最安月10ドルから始められる
プロのイラストレーターの完全な代替にはなりませんが、アイデア出し・ラフ案作成・SNS素材としては十分すぎるクオリティを発揮します。まずはBasicプランに加入して、1枚作ってみてください。
🤖 ナビ助のおすすめ!


