画像生成AIを使ってみたいと考えたとき、真っ先に名前が挙がるツールのひとつが「Leonardo AI」です。毎日無料でトークンが付与され、Webブラウザだけで本格的な画像生成が楽しめるプラットフォームとして、世界中のクリエイターから支持を集めています。
一方で、画像生成AIの代名詞ともいえる「Midjourney」との違いが気になる方も多いのではないでしょうか。「Leonardo AIとMidjourneyは何が違うのか」「自分に合っているのはどちらか」――そうした疑問に対して、本記事では料金体系から機能比較、プロンプトの書き方まで丁寧に解説します。
結論からお伝えすると、無料で始めたいならLeonardo AI、クオリティ最優先ならMidjourneyです。ただしLeonardo AIは記事執筆時点のアップデートで品質が大幅に向上しており、用途によってはMidjourneyに匹敵するレベルに達しています。どちらにも明確な強みがあるため、使い分けるのが最も賢い選択です。

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Leonardo AIとは?基本情報をおさらい
Leonardo AIは、オーストラリア発のAI画像生成プラットフォームです(Leonardo AI公式サイト)。Webブラウザから利用でき、独自のファインチューニングモデルとStable Diffusion系モデルの両方を搭載しています。オープンソースの画像生成技術としては、Stability AIのモデルも広く知られています。
アカウントを作成するだけですぐに使い始められ、クレジットカードの登録も不要です。UIは英語ですが、操作は直感的でわかりやすいため、英語が苦手な方でも問題なく使いこなせます。
Leonardo AIの主な機能
- テキストから画像生成(txt2img):プロンプトを入力するだけで画像を生成
- 画像から画像生成(img2img):参考画像をもとに新しい画像を生成
- AI Canvas:画像の一部を選択して編集・拡張できるインペイント機能
- モーション機能:静止画から短いアニメーションを自動生成
- リアルタイム生成:プロンプトの入力中にプレビューが表示される
- 3Dテクスチャ生成:3Dモデル用のテクスチャを自動で作成
特に注目すべきはAI Canvas機能です。画像の一部だけを選択して再生成・修正できるため、「全体は良いけど一部だけ直したい」という場面で非常に重宝します。この機能はMidjourneyにはない大きなアドバンテージといえます。
Leonardo AIの使い方【初心者向けステップバイステップ】
ステップ1:アカウント作成
- leonardo.ai にアクセス
- Googleアカウント、Apple ID、またはメールアドレスで登録
- ユーザー名と利用目的を入力して完了
登録は1分ほどで完了します。クレジットカードの入力は不要で、すぐに無料で使い始められます。
ステップ2:画像を生成する
- ダッシュボードの「AI Image Generation」をクリック
- プロンプト入力欄に英語でテキストを入力
- モデルを選択(おすすめはLeonardo PhoenixまたはLeonardo Diffusion XL)
- 画像サイズ・枚数を設定
- 「Generate」ボタンをクリック
プロンプトは英語で入力するのが基本です。日本語でも一応動作しますが、英語のほうが精度は圧倒的に高くなります。翻訳ツールを活用して英語プロンプトを作成するのがおすすめです。
ステップ3:生成結果を調整する
- 気に入った画像:ダウンロードまたはアップスケールで高解像度化
- もう少し調整したい:パラメータを変えて再生成
- 一部だけ変えたい:AI Canvasで部分編集
Leonardo AIのおすすめモデル比較
Leonardo AIには複数の専用モデルが搭載されています。用途に合わせて使い分けることで、より意図に近い画像が生成できます。
| モデル名 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Leonardo Phoenix | 最新の高品質汎用モデル | 写真風、アート、オールマイティ |
| Leonardo Diffusion XL | 写実的な画像に強い | リアルな人物・風景写真 |
| Leonardo Anime XL | アニメ・イラスト特化 | アニメキャラ・漫画風イラスト |
| Leonardo Kino XL | 映画のようなドラマチック表現 | シネマティック画像・映画風 |
| Leonardo Vision XL | 高い再現性とディテール | 商品画像・グラフィックデザイン |
迷ったらLeonardo Phoenixから試すのが最も確実です。汎用性が高く、どんなジャンルでも安定した品質の画像を出力してくれます。
Leonardo AIの料金プラン
| プラン | 月額料金 | トークン | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 150/日 | 基本機能は利用可能 |
| Apprentice | $12 | 8,500/月 | 高速生成、より多くのモデル |
| Artisan | $30 | 25,000/月 | 優先キュー、全機能アクセス |
| Maestro | $60 | 60,000/月 | 最大トークン、API利用可能 |
無料プランでも毎日150トークンが付与されます。1枚の生成にかかるトークンはモデルや設定によって異なりますが、おおよそ30〜50枚程度は生成可能です。趣味で使う分には無料プランで十分でしょう。
無料プランのトークンは毎日リセットされます。未使用分の繰り越しはできないため、毎日少しずつ使うスタイルが効率的です。
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Leonardo AI vs Midjourney 徹底比較
画像生成AIを選ぶ際に最も気になるのが、Leonardo AIとMidjourneyの違いでしょう。両者の特徴を項目別に比較します。
| 比較項目 | Leonardo AI | Midjourney |
|---|---|---|
| 無料プラン | あり(毎日150トークン) | なし |
| 最低料金 | $0(無料) | $10/月 |
| 使用環境 | Webブラウザ | Discord / Webブラウザ |
| 画像品質(写真風) | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 画像品質(イラスト) | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 日本語プロンプト | 非対応(英語推奨) | 非対応(英語推奨) |
| img2img | 対応 | 対応 |
| 画像編集 | AI Canvas(高機能) | 部分的に対応 |
| モデルの種類 | 複数の専用モデル | 単一モデル(バージョン更新) |
| 生成速度 | 速い | 速い |
| 学習コスト | 低い(直感的UI) | やや高い(Discord操作) |
| 商用利用 | 有料プランで可能 | 有料プランで可能 |
| コミュニティ | 活発 | 非常に活発 |

Leonardo AIが向いている人
- 無料で画像生成AIを試してみたい方
- Discordが苦手・使い慣れていない方
- 画像の部分編集(AI Canvas)を頻繁に活用したい方
- アニメ・イラスト系の画像を多く作りたい方
- 複数のモデルを使い分けて、さまざまなテイストの画像を生成したい方
Midjourneyが向いている人
- 画像クオリティに一切妥協したくない方(Midjourney公式サイト)
- 風景写真やアート作品レベルの高品質画像を求めている方
- 月額$10以上の予算に余裕がある方
- Discordでの操作に抵抗がない方
- 大きなコミュニティでインスピレーションを得たい方
Leonardo AIを使いこなすプロンプトのコツ
基本のプロンプト構成
Leonardo AIのプロンプトはMidjourneyと似た書き方が通用します。基本構成は以下のとおりです。
[被写体] + [スタイル] + [光・雰囲気] + [品質ワード]
例:A majestic white wolf standing on a snowy mountain peak, cinematic lighting, dramatic sky, ultra detailed, 8K, masterpiece
被写体を具体的に描写し、スタイルやライティングを指定することで、意図に近い画像が生成されやすくなります。抽象的な指示よりも、具体的で詳細な記述が効果的です。
ネガティブプロンプトを活用する
Leonardo AIにはネガティブプロンプト(生成に含めたくない要素を指定する機能)が搭載されています。これはMidjourneyにはない大きなアドバンテージです。
例:blurry, low quality, distorted, ugly, bad anatomy, watermark, text
不要な要素をネガティブプロンプトで除外することで、クオリティの安定性が格段に向上します。特に人物画像を生成する際は、「bad anatomy」「extra fingers」などを設定しておくと、不自然な体の描写を減らせます。
モデルごとのプロンプト調整
Leonardo AIでは使用するモデルによって、プロンプトの効き方が異なります。Anime XLを使う場合はアニメ系のキーワード(「anime style」「cel shading」など)を追加し、Diffusion XLを使う場合は写真系のキーワード(「photograph」「natural lighting」など)を追加すると、より精度の高い結果が得られます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Leonardo AIは日本語対応していますか?
UIは英語ですが、操作は直感的なので英語が苦手でも問題なく使えます。プロンプトは英語推奨です。日本語プロンプトでも動作はしますが、英語のほうが精度は高くなります。
Q2. Leonardo AIの無料枠は本当に毎日リセットされますか?
はい、毎日150トークンがリセットされます。未使用分の繰り越しはありません。効率よく使うなら、毎日少しずつ生成するスタイルがおすすめです。
Q3. Leonardo AIで生成した画像は商用利用できますか?
有料プラン(Apprentice以上)であれば商用利用が可能です。無料プランでの商用利用には制限がありますので、利用規約をご確認ください。なお、AI生成画像と著作権の関係については文化庁の著作権に関するページも参考になります。
Q4. MidjourneyからLeonardo AIに乗り換えるべきですか?
完全に乗り換える必要はありません。用途で使い分けるのがベストです。日常的な画像生成はLeonardo AIの無料枠で、ここぞという高品質画像はMidjourneyで――というハイブリッド運用が最もおすすめです。
Q5. Leonardo AIのAPIは利用できますか?
Maestroプラン(月額$60)でAPI利用が可能です。自分のアプリやサービスにAI画像生成機能を組み込みたい場合に活用できます。個人開発やプロトタイプ作成にも便利です。
Q6. Leonardo AIは安全ですか?個人情報は大丈夫ですか?
Leonardo AIはオーストラリア拠点の企業が運営しており、プライバシーポリシーも公開されています。生成した画像は自分のアカウントに保存されますが、プライバシー設定で非公開にも設定できます。

まとめ
- Leonardo AIは無料で毎日使えるAI画像生成プラットフォーム
- Webブラウザだけで利用でき、Discordは不要
- 複数のモデルを用途に応じて使い分けられ、AI Canvasでの画像編集機能も強力
- Midjourneyとの比較では、無料で使えることと画像編集機能の充実がLeonardo AIの最大の強み
- 画像の最高品質ではMidjourneyが依然として優位
- 両方を用途に応じて使い分けるのがベストプラクティス
まずはLeonardo AIの無料プランで画像生成AIの楽しさを体験してみてください。毎日使い続けるうちに、プロンプトの書き方も自然と上達していきます。画像生成AIは一度コツを掴むと、SNSの素材作りやブログのアイキャッチ制作など、日常のさまざまな場面で活躍してくれるはずです。
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